米女性歌手兼ピアニストによるスインギーなピアノトリオ盤/ ‘72 仏 Numera原盤/ Alice Darr Trio [At The Living Room]/Swing/Piano Trio

#Alice Darr(vo, p)#Gilbert Rovere(b)#Charles Saudrais(dr)#Marc Hemmeler(org.)#1972年#仏 Numera原盤#Jazz#Vocal#Swing#Soul-Jazz#Piano Trio#貴重盤

メリーランド州出身のローカルシンガー源ピアニスト、Alice Darrがトリオ名義でリリースしたセカンドアルバム。仏の名ベーシストGilbert Rovereやスイスの鍵盤奏者Marc Hemmeler等が参加。パリの”The Living Room”で録音されたソウルフルでスインギーな好盤[At The Living Room]の出品です。

パーカーのレーベルから62年にリリースされたトーチソングの名盤” I Only Know How To Cry: Music For Lovers And Losers”で知られるAlice Darr。以降ニューヨークや、マイアミ、メキシコ等のラウンジなどで演奏活動を続けた後に、渡仏時に録音したもう一枚のマイナー盤です。

17歳からプロとして活動していた彼女が残した数少ない作品の中の一枚。Marco Di Macoの名盤でも知られるパリ・シャンゼリゼ通りの[The Living Room]でのでリラックスした演奏が楽しめる一枚です。

この盤ではピアノも披露しており、どことなくニーナ・シモンを彷彿とさせるソウルフルな唄い口を披露しています。
渋いスキャットを交え、B.B.Kingのフレーズを歌った”Every Day”や、オルガンで参加したHemmeler作のアップテンポなソウル・ジャズ”I Can"t Help It”、ピアノの弾き語りで物憂げに歌った”Free Again”、Rovereのソロもイカした、Eddie Floydの名曲”Knock On Wood”のアップテンポなカバー、ハモンドが入ったT-Bone Walkerの代表作”Stormy Monday Blues”等、ブルージーかつソウルフルな好盤です。

因みにスリーブにあるAaron BridgersはLiving Roomのハウス・ピアニストで、演奏には参加していません。

大変貴重な当時のオリジナル盤です。”I Only Know How To Cry: Music For Lovers And Losers”とはまったく異なる雰囲気の珍しい一枚で、此方でオークションでは滅多に見ない一枚です。盤・スリーブ共に非常に状態の良い盤を放出しますので、興味がある方は是非ご検討下さい。


■リリース情報

Numera Records Mai 9
フランスオリジナル盤
1972年リリース
オリジナルピクチャースリーブ
両面コーティング
内溝あり

■コンディション

盤 VG++(NM-(ランアウト付近に極薄いヘアラインが一つ。以外は目立つ傷や汚れの無い非常に綺麗な盤です。冒頭部や無音部で若干のチリを感じますが、その他ではチリ申し上げ無く非常にクリアな再生です楽しめる盤です。レーベル申し上げ非常に綺麗な状態です。)

スリーブ VG++(ややスレ、極めて小さな角打ち。裏側に軽いシワ。全体的には非常にしっかりとした綺麗な状態です。)


此方の商品は現状渡しになります。
基本的に検盤は目視にて行っております。気になる箇所がある場合には試聴しておりますが、全面試聴はしておりませんので、見落とし等が有る場合がございます。また、再生環境等により聴感上で違いがある場合がございます。併せて御了承の程お願い致します。
コンディション等の表記はあくまでも主観的なものです。御参考までにお願い致します。
品である事を御理解の上、NCNRのお取引を御願い申し上げます。
試聴音源は敢えて最悪のセッティングを想定し、簡易ポータブルプレイヤー(ステレオ針)から直接PCに取り込んだWAV音源を使用しております。クリーニングやモノラル針、針圧等でノイズの軽減はありますのでご参考までにどうぞ。