管理番号 | 新品 :54247173 | 発売日 | 2024/06/30 | 定価 | 127,001円 | 型番 | 54247173 | ||
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カテゴリ |
至高の実戦刀【武山義尚 相州幸住人正宗選】希少銘
2尺2寸7分 会津兼定写し豪壮刀 見事な三本杉乱れ刃
『桜に昭/和○』希少刻印入 呂塗鞘軍刀拵一式 『友久』在銘鍔
■コメント■
ご覧いただきありがとうございます。
【銘】
表『(刻印) 関住武山義尚』
裏『抬抱 相州幸住人正宗選』
義尚刀匠は本名を武山勲といい元陸軍受命刀匠で、
強靭な刀の製作に心血を注いだことで知られる関の名工です。
昭和16年の新作日本刀展覧会では栄誉ある第二席(準國工)に輝き
聖代刀匠位列でも『上工の列 大業物 関脇格』の高い評価を得られ、
その作は折れず・曲がらず・斬れ味抜群で地鉄の粘りも申し分の無い
至極の実戦刀として現在でも試斬界隈で絶大な人気を誇っています。
本作は軍刀拵に収められ旧家に伝わった貴重な一振、
新撰組・土方歳三の愛刀で知られる会津十一代兼定を写し
唯一無二の裏銘と希少な刻印が刻された豪壮刀です。
「相州幸住人正宗選」の示すところは不詳ながら、
久松松平家の重臣・駒井乗邨の著書『鶯宿雑記』に見られる
「○抬○抱」の四字熟語からも深い意味があることが窺えます。
また、関刃物工業組合による厳密な検査に合格し
無敵の実用刀と認められたことを示す『桜に昭』刻印の下に入った
『和○』の刻印は、出雲和鋼製の鋼材を用いた証と見られます。
刃長2尺2寸7分と昭和前期としてはやや長寸な体配を呈し
身幅広く重ね厚い如何にも斬れそうな造込みで手持ちも優れ、
梨子地風の強靭な地鉄に華やかな沸出来の三本杉乱れを焼くなど
鋭い斬れ味と地刃の見応えを両立した華実兼備の入念作です。
黒呂塗鞘に佩鐶が付いた当時物の軍刀拵に収められ、
九八式軍刀柄に名工『友久』在銘の時代長州鍔を用いた
質実剛健で真面目な外装が本作の魅力を引き立てています。
無類の人気を誇る昭和の大業物『武山義尚』刀匠による
貴重極まりない会津兼定写し豪壮刀を末永くお楽しみ下さい。
ご不明な点などございましたらお気軽にご質問下さい。
■詳細■
◇◆ 寸法 ◆◇
刃長:68.7cm 元幅:3.16cm 先幅:2.34cm
元重:0.76cm 先重:0.55cm 反り:1.4cm 目釘孔:1個
刀身重量:750g
(素人採寸につき多少の誤差がある場合がございます)
◇◆
・刃切れ等の大きな欠点は見当たりません。
・刀身のヒケや鍛え、錆等はご容赦下さい。
・古物にご理解をいただき神経質な方は入札をご遠慮下さい。
・各所、画像にてご判断いただき不明な点はご質問下さい。
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