フィンランドのデザイナー、マルック　サロ　(Markku Salo)の Aava シリーズがイッタラから発表されたのは、1998年。　マルック　サロは芸術性の高いアートピースを多く手掛けていて日用品のグラスやベースの類いは1990年代に何点か発売になったもののデザインが高尚過ぎてか、あまり継続されずに絶版になったものが多かった様です。 このAava ベースも日本では発売にならなかったもの。　フィンランドで購入してその後数年食器戸棚の中に飾っていて、その後は自宅で保管していました。　花を生けたことはありません。　それ故、製品は非常にきれいです。　購入時の箱、シリーズのリーフレットもあります。 一点、本日出品の準備をしていて初めて気がついたのですが、製品の上部（写真5枚目、矢印部分）に白い1mmぐらいの異物がガラスの中にあります。　製造上混入した異物と考えられますが、気にされる方はご遠慮下さい。 物体を鋭利な刃物で切り取ったかのようなフォルム、イッタラ独特のグレーのカラーガラスkは、北欧インテリアにはもちろん、純和風のしつらいにもとても雰囲気のある演出ができる存在です。 花を生けなくてもパックリあいた口がどこか違う時空につながっているようでもあり、オブジェとしてもユニークなマルック　サロのデザインです。 長さ27cm　幅14.5cm　高さ9cm　（それぞれ一番長いところ、メーカー品番3069.270.15） #イッタラ #Iittala